利き手テスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 16:30 UTC 版)
科学論文における利き手の決定は、質問紙検査によってなされ、1970年に作られたエディンバラ利き手テストが標準化された検査となっている。エディンバラ利き手テストでは、10の動作について使用する手を、右手のみ、ほぼ右手、両手、ほぼ左手、左手のみ、の5つから選び、そこから利き手指数を算出する。利き手指数がプラスなら右利き、マイナスなら左利きとなる。エディンバラ利き手テストの10項目を列挙すると、(1)文字を書く手、(2)ボールを投げる手、(3)ハサミを使う手、(4)歯ブラシを使う手、(5)絵を描く手、(6)マッチをする手、(7)ほうきを持つときに上になる手、(8)フォークを持たないときにナイフを持つ手、(9)箱のふたを開ける手、(10)スプーンを持つ手、である。質問が文化的に適当でない場合は、一部の質問を置き換えて検査が行われる。
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