初期評価
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/09 14:45 UTC 版)
「外傷病院前救護ガイドライン」の記事における「初期評価」の解説
まず、頭部が動かないように保持する。これはもし頚椎損傷があった場合、頭部を動かすことで頚髄損傷へと発展し、生命予後・機能予後が大きく低下するからである。頭部保持は下記の全脊柱固定が完了するまで続ける。 次に、傷病者に生命の危険が顕在しているかを15秒以内で判断する。 意識はあるか。 正常に呼吸しているか。 ショック症状はないか。 以上の項目に異常があれば救助者のリーダーがロード&ゴーを宣言する。酸素投与などの必要な処置を講ずる。 もし心肺停止状態であれば以下の全身観察等は中止し、直ちにBLSを開始する。
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