初期中世時代(800年 - 1167年)
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「アイルランドの歴史」の記事における「初期中世時代(800年 - 1167年)」の解説
主要記事:Early Medieval Ireland 800-1166 アイルランドの初期中世はヴァイキングの一派であるノルマン人の侵入から始まる。9~10世紀はバイキングの来寇と後続のノース人が海岸に定住を開始した。なかでも巨大な街となったのは、ダブリン、ウェックスフォード、コーク、リムリックといった街であった。当時のアイルランドは半独立状態のツアサ(英語版)が複数存在し、アイルランド全土統一を目指して各ツアサによる内乱が続いていた。9世紀から11世紀は北部を支配するアイルランド上王と南部を支配するウィ・ネイル朝(英語版)が分立していた。ブライアン・ボルはウィ・ニールをアイルランド上王から引きずり下ろすと、マンスター王位継承とレンスター征服により、はじめて全島統一を達成した。
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