初期の正教会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/14 17:17 UTC 版)
正教会の最初の儀式は、当時アラスカはロシア領だったので、1750〜1793年ごろに航行するロシア船がホノルルに寄港して、復活祭の行事を行ったものと考えられる。最初の正教会は1817年にカウアイ島ワイメアに作られたロシアの「エリザベス要塞」に付属して成立した。2017年11月、エリザベス要塞200周年を記念して「エリザベス要塞フォーラム 2017」がカウアイ島で開催され、その中でイヴィロンの生神女ロシア正教会と聖ジュヴェナリ・ミッションの司祭による永眠者への祈り「パニヒダ」も行なわれた。 1915年には、ロシア正教会から司祭が正式にハワイへ到着して、翌年のクリスマスにはホノルルの聖アンデレ教会で復活祭の奉神礼を行っている。ロシア革命以降は、ハワイのロシア正教会は在外ロシア正教会に所属することとなった。 1960年代以降は、ロシア正教会だけでなく、ギリシャ正教会、セルビア正教会、アメリカ正教会などができて、今日に至っている。
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