初期の「公団」の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 02:56 UTC 版)
設立初期の公団の特徴は、営団等のそれまでの公企業が、私的独占に抵触するものであるとみなしたことから、政府機関として位置づけ、民間による独占統制を取り除くことを意図していたところにある。そのため、法人格を有するものの、行政機関の一部として位置づけられ、役職員は、官吏その他の政府職員とされた。 その後、国家行政組織法の制定、国家公務員法の制定などをみて、公団が国家行政組織の一部をなすものとされ、各省の一部として国家行政組織法の別表に列挙され、個別の設置根拠法で設置・廃止されるものと位置づけられた。また、役職員は国家公務員とされた。なお、国家行政組織の一部であるが、個別の設置根拠法において、法人格が与えられている。
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