分離カメラの今後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/05 22:09 UTC 版)
IKAROSに搭載されたDCAM1、DCAM2、はやぶさ2に搭載されたDCAM3のような分離カメラは、今後の宇宙開発での応用が検討されている。まずDCAM1、DCAM2、DCAM3のような使い捨てカメラではなく、同じ使い捨てであっても親衛星に周回させながら運用する方法、更には再充電を行う再使用型、親衛星からの指令によって動作する遠隔操作型、分離カメラ自体の自律機能で撮影、航行を行う自律制御型などが検討されている。また大型の月着陸探査ミッション時など、着陸前に複数の分離カメラを月面に降下させて着陸時の詳細データを取得する、そして人工衛星に搭載し、衛星の故障時に分離して、衛星の状態を外から確認するなどのアイデアがある。
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