写真趣味の終焉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 08:48 UTC 版)
チャールズは1880年に唐突に写真術をやめてしまった。24年の間に、チャールズはこの表現手法を完全に習得し、クライスト・チャーチの中庭には彼自身の写真館を持ち、約3000枚の写真を撮影していた。これらの写真の内、1000枚足らずが破損を免れて現存している。チャールズは毎日数時間を費やして、個々の写真の撮影状況に関する詳細な記録を書き残していたが、この記録は失われてしまった。 モダニズムの到来に伴う時代の移り変わりにより、1920年代から1960年代まで、写真家としてのチャールズは忘れ去られていた。現在では、ドジソンは近代の芸術写真に大きな影響を及ぼしたヴィクトリア期における優れた写真家の一人と見なされている。
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