内野ゴロでも打球処理直後の内野手の送球ではない例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/25 01:06 UTC 版)
「安全進塁権」の記事における「内野ゴロでも打球処理直後の内野手の送球ではない例」の解説
2019年4月21日、阪神タイガース対読売ジャイアンツ(巨人)第6回戦(阪神甲子園球場) - 4回表の巨人の攻撃中、無死で一塁走者にクリスチャン・ビヤヌエバを置いて打者の岡本和真が内野ゴロを打ち、阪神の木浪聖也遊撃手が処理して糸原健斗二塁手がカバーする二塁に送球するが、投球に際してスタートを切っていたビヤヌエバの到達が早く間に合わず、続いて糸原は一塁へ送球したが、この送球が二塁上で塁審にセーフのアピールをしたビヤヌエバの右腕に触れて大きく逸れ、そのまま一塁側ダッグアウトに飛び込んでしまった。この糸原の送球は「打球を処理した直後の内野手の送球」ではないため、送球時点でまだ一塁に達していなかった打者走者の岡本には二塁が、既に二塁に達していたビヤヌエバには本塁がそれぞれ与えられ、巨人が先制点を得た。なお、この一連のプレーに関しては阪神球団副社長兼球団本部長の谷本修が日本野球機構への意見書提出を検討した。
※この「内野ゴロでも打球処理直後の内野手の送球ではない例」の解説は、「安全進塁権」の解説の一部です。
「内野ゴロでも打球処理直後の内野手の送球ではない例」を含む「安全進塁権」の記事については、「安全進塁権」の概要を参照ください。
- 内野ゴロでも打球処理直後の内野手の送球ではない例のページへのリンク