内蔵型ビードロック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/09/20 16:32 UTC 版)
内蔵型ビードロック(ないぞうがた-、英: Internal beadlock、インナービードロック)はタイヤ内部の空間を同心円上に2層の構造として、内側のビードに近い部分に高圧の空間とし、外側のトレッドに近い部分を低圧の空間とする部品である。空間を分ける構造はケースと呼ばれ、主にポリエステル布でつくられている。ケースの内側にタイヤよりも外径の小さなタイヤチューブを入れてビードを保持するのに十分な圧力で膨張させ、ケースの外側の空間はオフロード走行のための任意の圧力で膨張させる。それぞれの空間に独立して空気を送り込むため複数のエアバルブが必要となり、専用設計のホイールにはエアバルブを通す穴が2つ開けられている。通常のホイールでも新たに穴を開けることで内蔵型ビードロックビードロックを利用できる場合がある。
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