内股すかしの種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 08:11 UTC 版)
相手が内股を仕掛けてきた時、その脚をかわし、相手は脚を跳ね上げたときの勢いがついているので、その勢いを利用して相手を回転させて投げるのが基本のパターンであり、相手の脚のすかし方には二つのバリエーションがある。なお、応用として、すかした後に体落や内股に変化するパターンもあり、これらの変化技を三谷浩一郎が得意としている。体勢によっては相四つでもできるが、ケンカ四つの組手のときのほうが投げやすい。試合では、どちらのケースでも見ることができるが、上級者向けの技ということもあり、使われることが少ない上に内股を決められてしまうことが多い。 回転させる 自分の足を引き、そのまま相手を回転させて投げる。もっとも使われる方法である。相手が内股を掛けようとしたとき、自らの体も前方につんのめるため、すぐに足を戻さないと不安定になりやすい。 のしかかる 自らの脚を思い切り跳ね上げて自分の股下(両脚の間)で相手を回転させ、またいだり、のしかかるな体勢となる。薪谷翠が得意としている。 体落に変化する 相手の内股をかわした後、体落を掛ける[要出典]。 内股に変化する 相手の内股をかわし、逆に内股を仕掛ける[要出典]。変則内股返ともいえる。
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