共通だが差異ある責任とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > ビジネス > 新語時事用語辞典 > 共通だが差異ある責任の意味・解説 

共通だが差異ある責任

読み方:きょうつうだがさいあるせきにん
別名:共通だが差異ある責任原則
英語:common but differentiated responsibilities

地球環境問題責任に関する考え方1992年リオデジャネイロ行われた地球サミット採択された、リオ宣言などで用いられてから普及した考え方である。

地球環境問題21世紀のグローバルイシューの一つであるが、問題越境的であることに加え加害者と被害者特定することが難しいこと、さらには先進国途上国との間で責任度合異なることなど、他の国際的な問題比べて複雑であるとされている。また、地球環境問題国際会議の場などでは、先進国途上国という対立構造存在する先進国途上国にも責任があると主張する一方で途上国環境問題原因大部分先進国にあると主張している。

先進国途上国両者歩み寄り目的として、共通だ差違ある責任原則考え方形成されてきた。「共通だ差違ある責任」は、地球環境問題責任全ての国家にあるが、責任程度には差違設けるという考え方である。具体的には、地球温暖化防止のための温室効果ガス削減目標差違設けたり削減期間を調整したりすることなどが行われている。

中国はじめとする新興国発展により、差違ある責任原則見直し求める声もある。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

共通だが差異ある責任のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



共通だが差異ある責任のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
新語時事用語辞典新語時事用語辞典
Copyright © 2024 新語時事用語辞典 All Rights Reserved.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS