六価クロム鉱さい問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 16:38 UTC 版)
「日本化学工業」の記事における「六価クロム鉱さい問題」の解説
1973年(昭和48年)に東京都が日本化学から都営地下鉄用地及び市街地再開発用地として買収した江東区大島9丁目の小松川工場跡地で大量のクロム鉱さい埋め立てが判明した問題。東京都は日本化学に対し損害賠償を求めて提訴し、1986年(昭和61年)4月に和解が成立。江東区内には3ヵ所の処理地が設置され、2000年(平成12年)5月に処理は終了したが、今も東京都は同地区で定期的に大気中の粉じん等を測定し、周辺環境の状況把握を行っている。2013年(平成25年)にも処理地で六価クロムの滲出が発生した。
※この「六価クロム鉱さい問題」の解説は、「日本化学工業」の解説の一部です。
「六価クロム鉱さい問題」を含む「日本化学工業」の記事については、「日本化学工業」の概要を参照ください。
- 六価クロム鉱さい問題のページへのリンク