公正取引委員会による勧告
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 21:23 UTC 版)
「ビックリマン」の記事における「公正取引委員会による勧告」の解説
このブームが衰え始めた原因は、公正取引委員会による勧告と見られている。公正取引委員会は1988年、ロッテに対してシールの価格差を無くす、種類毎の混入率を均一にする、特定のシールに価値が出るような広告をしない、という3つの自粛案を出した。ロッテはこの指導に従い今までキラキラと光っていたホログラム仕様のヘッドは地味なシールとなり、ヘッドが当たる確率は悪魔と同じ割合にまで引き上げられた。結果として、レアカードであったヘッド、ひいてはカード全体の価値が暴落し、一気にファンが離反するという事態となった。公正取引委員会は「おまけで釣るのではなく品質本位のフェアな競争を行ってほしい」という意図で勧告を出しているが、ロッテ広報担当は「シール規制はアメリカからの圧力が原因」との見解を示している。 これに類した事例はペプシツイスト(のちのペプシネックスゼロ)のおまけでも起きた。詳しくはペプシコーラを参照のこと。
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