全米ツアー公演および再演
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「ザ・ウィズ (ミュージカル)」の記事における「全米ツアー公演および再演」の解説
1976年、全米ツアー公演を行ない、ツアー中、アンドレ・デシールズに代わってケネス・カマル・スコットがウィズ役、ステファニー・ミルズに代わってレニー・ハリスがドロシー役を演じ、1978年、レニー・ハリスに代わってデボラ・マローンがドロシー役を演じ、その後ロサンゼルスにあるアーマンソン・シアターで19歳のレン・ウッズがドロシー役を演じてハリウッドに大きな印象を与え、ミロス・フォアマンの映画『ヘアー』に出演することになった。当時批評家はミルズが彼女を最も気に入っていたとして、彼女の役を用意したと語った。 1984年5月24日からブロードウェイのラント・フォンタン・シアターで再演され、プレビュー7回、本公演13回の後6月3日に閉幕した。ジェフリー・ホールダーが演出し、ステファニー・ミルズがドロシー役を演じた。その後12月11日から1985年2月2日までロンドンのリリック・シアターで上演された。2004年に再度ブロードウェイ再演が計画されたが、実現しなかった。2016年から2017年、演出家のケニー・レオンは2015年のテレビ版放映後ブロードウェイ再演を計画している。 2015年8月、ブロードウェイ公演40周年を記念して、ニューヨークにあるサマーステージで演出家のジョージ・フェイソンはオリジナルの楽曲と振付を使用して『The Wiz: A Celebration in Dance and Music 』を上演した。当時の出演者の多くがこの公演に出演した。マンチキン役であったフィリシャ・ラシェイドがフェイソンと共に司会を務めた。アンドレ・デシールズがウィズ役、トニー賞を受賞したディー・ディー・ブリッジウォーターがグリンダ役を、ブロードウェイ再演に出演したエボニー・ジョアンがアダパール役を再現した。シンガーソングライターのウォレス・ゲイリーがカカシ役で参加した。ダミアン・L・スニードが音楽監督および指揮者と務めた。 1996年-1997年シーズンから、ドロシー役にテイシャ・スコット、イヴリン役にグレイス・ジョーンズ、ウィズ役にピーボ・ブライソン、グリンダ役にセセ ・ピニストンが配役された他の全米ツアー公演が行われた。他にブリキ男役にトニー・テリー、エム叔母役にロメルダ・ベンジャミンが配役された。
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