內皮

デジタル大辞泉

ない‐ひ【内皮】

読み方：ないひ

１ 物の内側の皮。⇔外皮。

２ 脊椎動物の血管・リンパ管などの内腔表面を覆う1層の扁平な上皮細胞群。一般に透過性があり、毛細血管では血液成分などが出入りする。

３ 植物の根・茎・葉の皮層の最も内側にあり、中心柱を取り巻く1層の細胞からなる組織。

生物学用語辞典

内皮

英訳・(英)同義/類義語：endodermis, Endothelium

植物の組織で、根の中心に存在する木部と師部を取り囲む内鞘の外側を取り巻く層で、外部細胞壁に脂質ポリマー（スベリン）を含み、カスパリー線を形成する。

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内皮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/06/09 04:20 UTC 版)

内皮(endothelium)とは生体内の器官を構成するもののうち以下のものを指す。

• 「血管内皮」 (vascular and lymphatic endothelium) - 血管およびリンパ管の内皮。
• 「角膜内皮」 (corneal endothelium) - 角膜の内皮。
• 「内皮 (植物)」 (Endodermis) - 陸上植物の皮層にある中心柱を取り巻く一層の細胞から成る組織。

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「内皮」の例文・使い方・用例・文例

• 内皮細胞
• 内皮依存性血管拡張
• 嗅内皮質
• 内皮の、に関する、あるいは、で見つける
• 器官の組織中の血液が通る、小さい内皮で囲まれた血管
• 光沢のある線維でできた、クモの巣状の内皮膜
• 細網内皮系という動物の組織
• 内皮という,植物の根,茎を囲む皮層の内側の層
• 内皮という,心臓,血管の内側をおおう上皮