元TBS編成企画部:田原茂行の証言
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「水戸黄門 (パナソニック ドラマシアター)」の記事における「元TBS編成企画部:田原茂行の証言」の解説
元TBS編成企画部・田原茂行は著書『テレビの内側で』で、「電通の営業担当は、われわれのよりどころとする編成権以上の切り札をもつ存在になっていた。とくに月曜8時の松下電器の枠の編成に関しては、スポンサーと電通の意見は絶対的といっていい力をもっていたが(中略)テレビ史上最長のヒット番組である『水戸黄門』は、松下電器の担当者と電通が松下幸之助の好みを意識してもちこんだとみられる問答無用の企画であったが、この番組の成功は、やがてこの時間枠の企画決定の主導権争いに終止符をうつウルトラCとなり、われわれの入れない領域が生まれる結果になった」と述べている。
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