元被告人のその後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/11 01:35 UTC 版)
「舞鶴高1女子殺害事件」の記事における「元被告人のその後」の解説
Nは舞鶴の事件で無罪が確定した僅か約4ヶ月後の2014年11月5日に大阪市北区で知人女性を刺したとして殺人未遂で現行犯逮捕された。Nは2013年8月に窃盗事件で有罪判決を受け2014年9月末に出所していた。 2016年2月24日、大阪地方裁判所(長瀬敬昭裁判長)で行われた裁判員裁判で検察側は「Nが女性に好意を抱き、キスを迫ったら抵抗されたため刺した」「全身の傷があることから殺意があった」と主張、Nと弁護側は「自分を守るためにナイフを取り上げたら刺さってしまった。わいせつ目的もない」「元雇用主だった女性と賃金の未払いで口論になり、女性から襲ってきたので正当防衛」などとして無罪を主張した。 同年2月29日、検察側は懲役25年を求刑した。 同年3月14日、大阪地裁はNに対して殺人未遂や強制わいせつ致傷などで懲役16年の判決を下した。 検察側弁護側共に同月18日までに控訴せず地裁判決が確定、大阪刑務所に服役していたが2016年7月11日、大阪医療刑務所で病死した。67歳没。同年4月から体調を崩し治療を受けていた。 事件についてはNが大阪拘置所に拘置中、同じく拘置中の男性に自分が殺したと告白していたと男性は取材で語っている。
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