元行員の再就職
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 23:48 UTC 版)
道内に勤務していた行員は3,357名いたが、2,000人規模の北洋銀行が自らを上回る大量の人員を雇用できるはずもなく、北洋銀行に移ったのは1,903人に留まる。同じく道外勤務者約1,200名は中央信託銀行に、整理回収機構も約350名を引き受けた。システム技術者114名については、1987年(昭和62年)6月から日本アイ・ビー・エムが出資していた拓銀関連会社システムフロンティア(207名)に1998年(平成10年)4月たくぎんコンピューター(277名)を統合し、日本アイビーエム・ソリューション・サービス(システム・フロンティアが存続会社)となった際に採用された。 一方、自主的に退職した行員も1,200名おり、うち金融機関に再就職した者が約100名、道庁や市町村役所、北海道警察が募集していた金融・財務捜査官などの公的機関に再就職した者が約50名、他は一般民間企業に再就職したり、脱サラ、家業を継ぐなどした。
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