偽薬対策
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/23 06:36 UTC 版)
明治の頃から日本各地で三光丸の偽薬が数多く出回り問題となっていた。1884年(明治17年)に商標条例が制定されるとすぐに、三光丸の当主米田德七郎は「日・月・星」の商標登録願いを提出、偽薬対策を開始した。 当時、日本の民間薬や売薬に対する明治新政府の政策はたいへん厳しいものであり、このときには受理されなかったものの、10年後の明治27年(1894年)から商標登録が認められ、以後「三光丸」の名称や「五角形の包装形態(通称火打石型)」など、次々と商標登録、実用新案登録を行った。
※この「偽薬対策」の解説は、「三光丸」の解説の一部です。
「偽薬対策」を含む「三光丸」の記事については、「三光丸」の概要を参照ください。
- 偽薬対策のページへのリンク