個分離思考のチームの特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 11:16 UTC 版)
「個分離思考」の記事における「個分離思考のチームの特徴」の解説
岩崎氏によると、個分離思考の脳の使い方の組織は、例えて言えば、「目標達成至上主義的な組織」。それぞれの個人が目標数値などを与えられ、パフォーマンスを強いられるところから始まる。そうすると、「やらされ感」で成長意欲が下がり、助け合いが減って、そのストレスによって幸福度が下がり、結果として、一体感が感じられなくなり、信頼関係が薄らぎ、やりがいが減退する。このような組織でも、個人では高いパフォーマンスを発揮できる人はいるかもしれないが、組織全体のパフォーマンスは徐々に下がる。 また、個分離思考の脳の使い方をしている組織における「成長」とは、多くの場合、「言われたタスクをこなせるか?」という味気ないものとなる。そのため、人格的成長などは後回しにされてしまうことが多い。また、言われたタスクをこなすことに重点が置かれるので、理念などは“お題目”になりがちと述べている。
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