信号雷管設置機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 08:33 UTC 版)
電気信号機が実用化される以前のイギリスでは、濃霧や信号ランプ(油灯)故障消灯に因る事故が多発したため、多くの信号扱所に信号雷管設置機が備えられていた。信号扱所建物の中にあるてこを操作すると、自動的に本線のレール上に信号雷管が設置されるようになっていた。てこは白と黒の山形記号が塗装されており、山形記号が上りの線路用のてこには上向きに、下りの線路用のてこには下向きに描かれていた。カートリッジに入れられた信号雷管の供給を受けて動作するような仕組みになっていたものもある。
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