保存管理事業の実施
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 04:39 UTC 版)
「赤井谷地沼野植物群落」の記事における「保存管理事業の実施」の解説
保存管理計画に基づき、赤井谷地南側で実施された福島県営ほ場整備事業により、指定地湿原と換地農地の間に緩衝地として非農用地が創設された。この事業に伴い、赤井川の付け替えと遮水板設置が施され、湿原からの漏水防止が図られた。2007年(平成19年)2月の湿原周辺部の追加指定後に、その一部としてこの非農用地が2008年(平成20年)9月に公有化された。現在、周辺堀の付け替えなどが行われ、湿原保全状況の確認のため、湿原復帰予定地および湿原内の植生調査が定期的に行われ、湿原内地下水位については自動計測が行われている。
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