保存機関同士の連携
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/18 06:36 UTC 版)
「微生物株保存機関」の記事における「保存機関同士の連携」の解説
分離された微生物の数は膨大であり、一つの機関ですべての種類を扱うことはできない。しかし国内外の複数の機関が、それぞれの専門分野のコレクションを充実させることにより、全体の網羅と充実を図ることができる。さらに同じ微生物を複数の保存機関が分散して保存することで、事故などにより重要な微生物が失われるリスクを軽減できる。 微生物株保存機関の参加する国際的組織として、World Federation for Culture Collections(WFCC)がある。日本では日本微生物資源学会 (Japan Society for Microbial Resources and Systematics, JSMRS)がある。これらに所属する保存機関は互いに所持する微生物やその情報を交換するなどの活動を行い、微生物学研究の国際的な広がりを支えている。
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