作業装置の操作
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 07:45 UTC 版)
2本のレバーの縦横の動きそれぞれにどの操作を割り当てるかは、かつてはメーカーごとにまちまちであったが、現在ではメーカーが「パターンチェンジャ」と呼ばれる機構を追加し後から変更できるようになっているほか、操作パターンを変更できない旧式に後付けし好みのパターン変更できる装置も登場している。 日本ではメーカー出荷時の操作方法はJISに定められた「標準操作方式」に統一されているが、レンタル業者では顧客の好みに合わせて貸し出すため、作業現場では他の方式に変更されていることも多いが、現在では「標準操作方式(横旋回)」と「コマツレバー方式(縦旋回)」にほぼ集約されている。特に1993年4月から、国交省が所管の工事では、標準操作方法から変更する際に工具が必要な機種が指定されている。 アメリカではSAE Internationalが制定した「SAEパターン」が一般的であるため、日本のメーカでもアメリカ向けの機種ではパターンチェンジャで対応させている。 「:en:Excavator controls」も参照
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