何を中心に置くかによる類型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/21 05:54 UTC 版)
「カリキュラム」の記事における「何を中心に置くかによる類型」の解説
教科中心カリキュラム - 教科内容の教授-学習を中心に据えたカリキュラム。教科を並列的に配列し、それぞれの教科で学ぶ目標を定め、目標達成のための各教科教育内容・教育方法を置いている。教科で教えるべき内容の達成が重視されるため、効率的な内容習得をねらえる学習となるが、反面、学習者心理を無視した授業に陥りやすいという短所もある。相関カリキュラム、合科カリキュラム、コアカリキュラム 経験中心カリキュラム - 学習者の体験や経験を重視し、それを基盤として成長を促すための教育内容を設定する。そのため、体験学習や問題解決学習、実習、創作などの学習活動が行われる。学習者中心の授業が行われやすいが、反面、明確な教育内容が示されず、授業の成果が曖昧となったり、活動を行うことに終始し、学習者がはいまわったりする可能性もある。
※この「何を中心に置くかによる類型」の解説は、「カリキュラム」の解説の一部です。
「何を中心に置くかによる類型」を含む「カリキュラム」の記事については、「カリキュラム」の概要を参照ください。
- 何を中心に置くかによる類型のページへのリンク