何を切っても役満テンパイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 16:47 UTC 版)
麻雀クイズなどで、「(槓および副露のない状態で)何を切っても役満確定の聴牌となる牌姿を作れ」という問題が出されることがある。正解は46種類あるが、うち45種類はほぼ同じものなので大きく分けて2つある。そのうちの1つが緑一色に絡んだ下図の牌姿である。 ここからどの牌を切っても嵌の聴牌となる(またはの代わりにを使った形は、を切った場合にの他に役満にならないの待ちがある)。この問題は1970年代に山川肇という人物によって考案されたものと言われており、片山まさゆきが同じ牌姿を『スーパーヅガン』の作中で使っている。 なお、もう1つは四喜和が絡んだ牌姿であり、下図がその一例であるが、数牌の部分は搭子を形成していれば何でも構わない(萬子・筒子・索子のうちいずれか1種類につき、両面・辺張が1・2~8・9の8通り、嵌張が1・3~7・9の7通りの計15通りなので、3種類全てで45通りある)。 この牌姿例では、風牌のどれかを切れば 両面待ちの小四喜、数牌を切ればもう一方の数牌の単騎待ちで大四喜かつ四暗刻となる。
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