佐多芳郎

美術人名辞典

佐多芳郎

読み方：さた　よしろう

挿絵画家。東京生。安田靫彦に師事して歴史画を学び、院展で入選を重ねる。その後、新聞や雑誌の連載小説の挿絵を手がける。代表作に大佛次郎の『四十八人目の男』『桜子』、山本周五郎の『樅ノ木は残った』『ながい坂』などの挿絵がある。また、舞台や映画の時代考証もおこなった。画文集に『佐多芳郎自描画冊』がある。平成９年（1997）歿、75才。

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佐多芳郎（1922年 - 1997年）

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「時代考証」の記事における「佐多芳郎（1922年 - 1997年）」の解説

日本画家。大仏次郎や山本周五郎の小説に挿絵を多く描いたほか、舞台や映画の時代考証も多く手がけた。