会簿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/02 03:33 UTC 版)
会簿には組織の秘密が記載されており、組織の高層人物のみがこれを所有している。加入している組織のリスト、組織の構成、入会形式、誓いの言葉、組織の法に反した者への罰、隠語、手語(手話)、公衆な場所で組織員であることを示す方法などが会簿に記載されていると思われる。会簿の隠語は「海底」で、又の名を「金不換」(金に換えられない)という。 1683年に鄭成功の孫は洪門、天地会に関する文書、リストなどを鉄の箱に密封し海底に沈めた。その166年後の1848年に、洪門の郭永泰が漁師からそれを入手したと言われ、そのため「海底」と呼ばれている。三合会の会簿もそれを元につくられたと言われる。
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