伊藤新道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 04:57 UTC 版)
伊藤新道は、湯俣から湯俣川に沿って三俣蓮華岳と鷲羽岳との鞍部にある三俣山荘に至る、かつて存在した登山道である。伊藤正一(1923年-2016年6月17日)により1956年開設された、途中、湯俣川に架かる5つの吊り橋が設置されていた。当時は、三俣小屋、雲ノ平山荘への補給路の役割を果たしていた。1983年以降は吊り橋などが崩壊して、沢登りの装備と経験が必要になっており、通常の登山道としては利用できない。上部の三俣山荘から湯股川への降り口付近までは通行可能である。 2021年に新たに第1吊り橋が架けられ、湯俣温泉との間が整備された。
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