伊勢慶應病院の閉院問題
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「伊勢慶友病院」の記事における「伊勢慶應病院の閉院問題」の解説
2003年における伊勢慶應病院閉鎖発表から伊勢慶友病院発足までの流れを以下に示す。(年は全て2003年) 3月21日 - 学校法人慶應義塾が伊勢慶應病院を9月30日で閉院することを発表。 3月24日 - 病院職員労組が緊急臨時大会を開催、閉鎖撤回を求めることを決議。また、病院管理職組合との合同記者会見で病院存続を求める署名活動などを展開することを表明。 3月31日 - 労組・管理職組合が慶應義塾長に病院閉鎖撤回を求める署名(157,208人分)を提出。 4月2日 - 伊勢市長、二見町長、小俣町長、御薗村長の連名で、慶應義塾長宛てに病院存続の要望書を郵送。 4月9日 - 慶應義塾長から4市町村長宛に閉院に理解を求める返答を郵送。 4月14日 - 病院存続の署名が21万人を超える(4月24日の集計では210,954人、翌日慶應義塾長宛てに発送する)。 4月21日 - 4市町村長が慶應義塾大学を訪問、慶應義塾長に病院存続を要望。塾長は閉鎖の方針に変わりが無いことを回答。 4月27日および4月29日 - 労組などが署名に対するお礼として、病院内での無料検査や健康相談を実施。 5月23日 - 伊勢市議会にて「伊勢慶應病院存続を求める決議」を可決。 5月30日 - 慶應義塾側が病院の引受先として2者と交渉中であることを明らかにする。 6月16日 - 三重県議会にて、慶應病院の閉院問題に絡めた「伊勢志摩地域医療の充実等を求める決議」を可決。 8月25日 - 慶應義塾側が病院の引受先を「医療法人全心会」に決定したことを発表。 10月1日 - 伊勢慶應病院が閉院、伊勢慶友病院として再発足。
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