仮想記憶対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/23 17:44 UTC 版)
32ビットDOSエクステンダは、標準またはオプションでIA-32のページング機能を利用した仮想記憶をサポートして、物理メモリより大きなメモリを利用可能にしている場合が多い。 仮想記憶により物理メモリより大きいメモリを利用出来るようにするためには、ページ不在が検出されて該当ページをディスクからロードする必要が起こった場合に、ディスクにスワップアウトするページを決定する必要があるが、スワップアウトするページとなる利用頻度の低いページを探すために、ページの利用状況の統計を取っておかねばならない。 この処理のためには、インターバルタイマーの割り込みハンドラを組み込む必要があるが、割り込みハンドラとその組込みプログラムは、機種毎にI/Oアドレスの異なる割り込みコントローラを制御する必要があるので、機種依存プログラムとなる。そのため仮想記憶をサポートするDOSエクステンダは機種依存する。
※この「仮想記憶対応」の解説は、「DOSエクステンダ」の解説の一部です。
「仮想記憶対応」を含む「DOSエクステンダ」の記事については、「DOSエクステンダ」の概要を参照ください。
- 仮想記憶対応のページへのリンク