仮想ループバックインターフェイス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/08 04:55 UTC 版)
「ループバック」の記事における「仮想ループバックインターフェイス」の解説
「localhost」も参照 インターネットプロトコルスイートの実装には、ネットワークアプリケーションが同じマシン上で実行するときに通信できる仮想ネットワークインターフェイスが含まれる。これは、オペレーティングシステムのネットワーキングソフトウェア内で実装され、パケットをネットワークインターフェイスコントローラ(NIC)に渡さない。コンピュータプログラムがループバックIPアドレスに送信したトラフィックは、別のデバイスから受信されたかのように、ネットワークソフトウェアスタックに戻される。 UNIX系のシステムでは通常、ループバックインタフェースにはloまたはlo0と名前を付けられる。 Internet Engineering Task Force(IETF)標準では、IPv4アドレスブロック 127.0.0.0/8 (CIDR表記)とIPv6アドレス ::1 がこの目的のために予約されている。最も一般的なIPv4アドレスは 127.0.0.1 である。通常、これらのループバックアドレスは、自端末のホスト名、localhost、loopbackにマップされる。
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