仮想マシンデータの保護
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 07:09 UTC 版)
「クアンタム (企業)」の記事における「仮想マシンデータの保護」の解説
vmPROソフトウェアは、DXiアプライアンスやユーザーの既存のバックアップアプリケーションと連携して、VMのバックアップとリカバリを既存のデータ保護プロセスに統合できる。vmPROは、VMを自動検出してファイルシステムビューを表示するため、VM専用のエージェントを追加することなく、VMやVM内のファイルをバックアップすることが可能。vmPRO ソフトウェアでデータを読み取る際、非アクティブなデータはフィルタリングされるため、バックアップボリュームを最大 75%削減し、重複排除率を高めることができる。vmPROソフトウェアは、高速リカバリーをサポートするために、シンプルなVMスナップショットユーティリティで従来のバックアップを補強し、ネイティブフォーマットのVMコピーをセカンダリディスクに作成し、VMまたは単一ファイルレベルでのリストアを可能にする。 2012年3月、クアンタムは、同社のvmPRO技術およびDXi V1000仮想アプライアンスが、Xerox社のクラウドバックアップおよびディザスタリカバリ(DR)サービスの重要なコンポーネントとして採用されたことを発表した。 8月、クアンタムは自社ブランドのクラウドベースのデータ保護サービス「Q-Cloud」を発表した。このサービスもvmPROとDXiの技術をベースにしている。Q-Cloudは、1TBから1PBまでの保護データの容量で、物理および仮想インフラストラクチャの両方のバックアップを提供する。 2011年には、StorNextアプライアンス製品を製品群に追加。StorNext Archive Enabled Library(AEL)に加え、メタデータコントローラ(StorNext M330)、スケールアウトゲートウェイアプライアンス(G300)、複数のスケーラブルストレージシステム(QM1200、QS1200、QD6000)を追加した。 2012年2月、StorNextアプライアンス製品群にQS2400ストレージシステムを追加し、7月にはメタデータアプライアンスM660を追加した。
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