他の政治家との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 10:05 UTC 版)
地元の京都府では左派の蜷川虎三が知事7選を重ねており、前尾が自民党の選挙責任者である幹事長の際(1962年)には自民党公認候補が蜷川に破られ、宏池会会長在任時(1966年と1970年)にも自民党推薦候補が蜷川に破られている。このことは、前尾の総理総裁候補としての声望に影を落とすこととなった。 中選挙区制時代は衆議院の同じ選挙区から複数の自民党所属代議士が選出されることが常態だったが、それでもそれぞれ別の派閥に属すことが一般的であり、同時期に京都2区から選出された前尾と谷垣専一が同じ宏池会に属していたことは珍しい例であった。 後に小沢一郎の側近となる平野貞夫は、前尾の議長秘書を務めた経歴がある。
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