他のゴキブリ寄生蜂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/03 07:49 UTC 版)
「エメラルドゴキブリバチ」の記事における「他のゴキブリ寄生蜂」の解説
本種と類似した生態を持つものとしては、同属のサトセナガアナバチ(学名:A. dissector)が知られている。この種はアジアの汎存種であり、日本では本州以南に分布している。この種は、クロゴキブリやワモンゴキブリ、コワモンゴキブリなどの若虫(幼虫)を狩り、幼虫の餌にする。 また、ゴキブリコバチ(蜚蠊小蜂、学名:Tetrastichus hagenowi )は、ヒメコバチ科 (Eulophidae) に分類される寄生蜂であり、ゴキブリ類の卵を寄生対象とする捕食寄生者である。世界の汎存種。人体への有害性は認められない。クロゴキブリやワモンゴキブリの卵に寄生する。クロゴキブリへの寄生率は60パーセントに達し、卵鞘1個から平均約60匹発生する(金山ら 1976)。
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