今日の植民都市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/27 10:18 UTC 版)
「サントドミンゴの植民都市」の記事における「今日の植民都市」の解説
丸石で舗装されたカジェ・デ・ラス・ダマス(Calle de las Damas)は、1502年に遡る最古の街路である。この歩行者専用路に、多くのランドマークが並んでいる。 植民都市内には、二つの重要な商業地がある。カジェ・デル・コンデ(Calle del Conde)とアベニダ・ドゥアルテ(Avenida Duarte)である。どちらにも多くの店舗やカフェが立ち並ぶ。アベニダ・ドゥアルテは地元のショッピング・センターといったところだが、より観光客受けするようにとの再開発計画の波にさらされている。 ラス・アタラサナス(Las Atarazanas)に隣接するプラサ・デ・ラ・イスパニダ(Plaza de la Hispanidad, 「スペイン系文化」広場)は、改修され拡張した広場で、小商店やレストランが集まっている。この地域は、アメリカ州で最初に出来た商業的中心地の一つであり、いまなお商業活動のハブとして機能している。 コロンブス宮殿(Alcazar de Colón)は、その名の通り、かつてはクリストファー・コロンブスの一族が居城として用いた建物で、元々は1510年に建てられた。現在は博物館として整備され、当時の調度品などが展示されている。 サンタ・マリア・ラ・メノル大聖堂(アメリカ首座大司教座聖堂)は、1540年に建造され、コロンブスの遺体を安置していることで知られている。セビリア(スペイン)のセビリア大聖堂をモデルにしており、総サンゴ石造りの大聖堂である。
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