人手評価
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 08:19 UTC 版)
人手評価は、その名前の通り、人間の評価者が翻訳機の出力結果を読んでスコアを付けてゆく方法である。スコアとして、例えば以下のような基準を設定する。 5: 不自然さを感じず、意味も正確である。 4: 多少不自然さがあるが、意味は概ね理解できる。 3: 不自然さがあり、意味が分かりにくい。 2: 不自然さがあり、所々誤訳が含まれている。 1: 翻訳が完全に崩壊している。 各文に対して上記のような指針に従ってスコア付けを行い、最後に各評価の割合(どのスコアの文が何パーセント含まれているか)を計算して翻訳システムの評価結果とする。複数の基準に従って評価したり、評価者が自由にコメントできるようにすることで、単純なスコア付けだけでなく、システムの改善に繋げることが可能である。
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