京丸牡丹伝説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 05:49 UTC 版)
遠州七不思議の1つとして京丸牡丹という物語がある。昔、村に迷いこんだ若者と、村の娘が恋に落ちた。が、村には里人以外と婚姻してはならないという掟があり、悲嘆した二人は大きなボタン(牡丹)に変じたのだという。 そのボタンが咲くときは遠方からこれを認めることができ、落花が渓流を流れて来るという。ボタンは文献によってその花の色は異なり、また、7年、10年、また60年毎に咲くともいう。京丸集落の住人であった藤原忠教は大正2年頃この巨大牡丹を見たと証言しているが、現地住民の間では一種のシャクナゲを誤認したのであろうといわれている。
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