享保銀(正徳銀)の鋳造量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/07 04:10 UTC 版)
「享保丁銀」の記事における「享保銀(正徳銀)の鋳造量」の解説
『吹塵録』によれば享保21年4月(1736年)までの累計で、丁銀および豆板銀の合計で331,420貫余(約1,236トン)としている。 『月堂見聞集』では享保6年7月(1721年)までに、この内223,080貫571匁(約832トン)を吹き立てたとしている。 公儀灰吹銀および回収された旧銀から丁銀を吹きたてる場合の銀座の収入である分一銀(ぶいちぎん)は正徳銀では慶長銀と同じく鋳造高の3%に引き下げられ、品位を向上させる吹替えのため改鋳利益も得られず銀座役所、常是役所伴に困窮したという。
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