交響曲第7番 (グラズノフ)とは? わかりやすく解説

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交響曲第7番 (グラズノフ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 16:32 UTC 版)

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交響曲第7番ヘ長調田園』(Симфония № 7 «Пасторальная»)作品77は、アレクサンドル・グラズノフが作曲した交響曲である。第1楽章は1901年、後の楽章は1902年に作曲され、ベリャーエフに献呈された。

「田園」の呼び名は正式のものではないが、ベートーヴェンの田園交響曲と同じヘ長調で、第1楽章の主題が類似している[1]

初演

1902年12月21日、作曲者の指揮により行われた。

楽器編成

ピッコロフルート2オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、チューバティンパニシンバル大太鼓トライアングルハープ弦五部

構成

第1楽章 アレグロ・モデラート(Allegro moderato)
木管により、田園風の主題が奏される。
第2楽章 アンダンテ(Andante)
金管によるファンファーレの後、木管、弦が加わる。
第3楽章 スケルツォ:アレグロ・ジョコーソ(Scherzo: Allegro giocoso)
弦の短い序奏の後、フルートが主題を提示する。
第4楽章 フィナーレ:アレグロ・マエストーソ(Finale: Allegro maestoso)
冒頭のボロディン風の主題はこの楽章の根幹をなすが、その他は先に出てきた3つの楽章の変形である。

脚注

参考文献

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