井川博年とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 作家 > 歌人 > 歌人 > 井川博年の意味・解説 

井川博年

井川博年の俳句

肉マンをころんでつぶす二月かな
 

井川博年

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/02 14:33 UTC 版)

井川博年(いかわ ひろとし、1940年12月18日 - )は、日本の詩人

来歴

福岡市生まれ。生家は船会社を営む。4歳より松江市に帰住。島根県立松江工業高等学校造船科卒。十代より俳句を投稿。文通で丸山辰美、岡田隆彦を知る。1959年現代詩手帖』で木原孝一の「現代日本新人詩選」に選ばれ、国井克彦、辻征夫を知り、『銛』結成に参加。1962年『見捨てたもの』刊行。高校卒業後は造船所勤務ののち多くの職を転々とする。20代後半には香港を放浪し、帰国後結婚、日中学院中国語を学ぶ。30代より建築の設備設計に従事、後に会社自営。40代は個人誌『樽』を刊行。1989年頃より小沢信男の余白句会に加わる。2001年『そして、船は行く』で第2回山本健吉文学賞受賞。2006年『幸福』で第44回藤村記念歴程賞および第16回丸山豊記念現代詩賞受賞。2017年『夢去りぬ』で第24回丸山薫賞受賞。

著書

  • 『見捨てたもの 井川博年詩集』思潮社 1962
  • 『深夜放送』私家版、1970
  • 『花屋の花 鳥屋の鳥』白川書院 1975
  • 『胸の写真 詩集』白馬書房 1980
  • 『待ちましょう』1989
  • 『そして、船は行く』思潮社 2001
  • 『井川博年詩集』思潮社 2003 現代詩文庫
  • 『幸福』思潮社 2006
  • 『平凡』思潮社 2010
  • 『夢去りぬ』思潮社 2016

編纂

参考

  • [1]
  • 『文藝年鑑2007』新潮社



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「井川博年」の関連用語

井川博年のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



井川博年のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
現代俳句協会現代俳句協会
Copyright(C) 現代俳句協会
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの井川博年 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS