井上桂
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井上 桂(いのうえ かつら、1879年(明治12年)4月10日[1] - 没年不詳)は、東京市区長。教育者。
経歴
秋田県雄勝郡湯沢町(現在の湯沢市)出身[2]。1900年(明治33年)、秋田県師範学校を卒業し、1904年(明治37年)に東京高等師範学校国漢科を卒業した[2]。東京女子高等師範学校教諭、静岡県女子師範学校校長、長崎県師範学校校長、福島県師範学校校長を歴任した[2]。1928年(昭和3年)、東京市に入り、視学・学務課長に就任した[1][2]。1932年(昭和7年)、豊島区長に転じ、のち赤坂区長、本郷区長を歴任した[2]。
著書
- 『口語法一覧』(安達文華堂、1906年)
脚注
- ^ a b 大衆人事録 1940.
- ^ a b c d e 帝都教育家列伝 1936, pp. 6–7.
参考文献
- 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第13版』帝国秘密探偵社、1940年。
- 『帝都教育家列伝』帝都教育家列伝発行所、1936年。
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