五百羅漢石仏群
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「羅漢寺 (加西市)」の記事における「五百羅漢石仏群」の解説
北条石仏(五百羅漢、兵庫県指定史跡) - 境内北面に459体が鎮座。制作者は不明だが、酒見寺の伽藍内であり当時の住職・隆辨と寺男・高瀬清右衛門などが関わり制作された。また制作年代も不明だが、慶長年間(1596年 - 1615年)ではないかといわれている。材質は流紋岩。技巧的には高度でないが、一体一体の表情に個性があり、その素朴さを好む人も多い。古くから全国的に知られ「親が見たけりゃ酒見北条の五百羅漢に御座れ」と謳われ、大きさや表情の異なる多数の石仏の中には、必ずや親や知人、または自分自身に似た顔があると言われている。1968年(昭和43年)1月5日に市指定文化財に指定、兵庫県観光百選指定。2018年(平成30年)3月20日、兵庫県指定文化財(史跡)に指定。管理者は五百羅漢保存委員会。
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