二電力計法(ブロンデルの定理)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/08 10:48 UTC 版)
「電力計」の記事における「二電力計法(ブロンデルの定理)」の解説
二電力計法とは、「三相三線式の電力は2台の単相電力計で測定できる。」というブロンデルの定理を利用したものである。 ここで、電力計W1の指示値をP1[W]そして、電力計W2の指示値をP2[W]とすれば P=P1+P2[W] となり2台の単相電力計の指示値の和より三相電力が求まる。また、この測定の際に負荷の力率の関係より片方の電力計は逆振れを起こす事がある。その際には電力計にあるダイアルを+から-に切り替える、もしくは電圧端子の±端子とV端子を入れ替える事で正に振れる。正に振れるようになった指示値をもう片方の電力計から差し引けば三相電力の値となる。
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