二重微小染色体とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 生物 > 遺伝 > 染色体 > 二重微小染色体の意味・解説 

DM染色体

同義/類義語:ダブルマイニュート染色体, 二重微小染色体,
英訳・(英)同義/類義語:DM chromosome, double minute chromosome

ガン細胞などで見られる染色体異常で、染色体一部増幅して元の染色体から脱離誌、独立した小型染色体として存在するようになったもの。

二重微小染色体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/03/10 13:40 UTC 版)

二重微小染色体(にじゅうびしょうせんしょくたい、Double minute)あるいはダブルマイニュート染色体は、染色体外DNAの小断片であり、乳癌肺癌卵巣癌大腸癌、そして特に神経芽細胞腫など多数のヒト腫瘍で観察される。これらは、腫瘍成長の間の遺伝子増幅の兆候であり、細胞の成長と生存に優位を与える。また、これらは、薬剤耐性に関わるがん遺伝子遺伝子を匿っている。

二重微小染色体は、実際の染色体のようにクロマチンから構成されており、細胞分裂の間に細胞内ので複製される。典型的な染色体とは異なり、せいぜい数百万塩基対までの環状DNA断片から構成されており、セントロメアテロメアを持たない。

参考文献

関連項目

  • Mdm2 - Murine double minute 2



二重微小染色体と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「二重微小染色体」の関連用語

二重微小染色体のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



二重微小染色体のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
JabionJabion
Copyright (C) 2025 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの二重微小染色体 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS