予想印
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 07:38 UTC 版)
予想印は各競走対象(馬・選手)への評価を記号化したもの。これは日本独特のもので、1924年(大正13年)に関西の競馬を予想の対象として発行した「中島高級競馬號」が採用したものであるとされている。 評価の段階は大まかに分けて本命・対抗・単穴・連下の4つに分かれているが、その記号は各競技および各予想紙間で統一されてはいない。 おおむね関東圏では「◎→○→▲→△」、関西圏では「◎→○→▲→△→×」が評価順となっている。この他に注目される競走対象として「注」の字を用いる新聞もある。また、初心者に勘違いが多いが「印=人気」ではない。用いられる印の形から予想印を「ダンゴ」、予想印を打つことを「ダンゴを打つ」ということもある。またこの手法を転用して、他のスポーツ競技や選挙などの事前予想で用いられることも多い。 専門予想紙では通常、複数の予想者(4 - 15人程度)が各競走対象を評価する。スポーツ新聞では中央競馬は6 - 10人程度で評価しているが、他の公営競技については1人で評価している場合が多い。
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