九里采女正とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 九里采女正の意味・解説 

九里采女正

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/12 07:30 UTC 版)

九里 采女正(くのり うねめのかみ、生年不詳 - 天文21年(1552年))は、戦国時代武将関東管領山内上杉憲政家臣

略歴

元は近江国守護六角氏の家臣だったようだが、関東に下向している。恐らく縁戚関係にあった妻鹿田氏を頼ったものと思われる。

天文20年(1551年)敵対していた北条氏康上野国に侵攻するとこれに抗戦するが、翌年憲政は平井城を脱して越後国へ逃れる。しかし憲政の嫡子龍若丸は御嶽城へ残され、自身も留まった。間もなく子の与右衛門や龍若丸の乳母、そので采女正のにあたる妻鹿田新助の一族らとともに龍若丸の身柄を氏康に差し出したが、龍若丸は殺され、降人らもこの返り忠を許されず誅されたという。

関連項目

  • 九里氏(くのり)
  • 九里



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「九里采女正」の関連用語

九里采女正のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



九里采女正のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの九里采女正 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS