乗車カードの利用方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 17:37 UTC 版)
「ワンマン運転」の記事における「乗車カードの利用方法」の解説
均一運賃制のバスの場合、乗車カードで運賃を支払うには運賃箱付近に設置されたカードリーダー(運賃箱との一体型が多い)を利用する。 多区間運賃制(整理券方式)のバスの場合、基本的に乗車時に整理券発行機付近のカードリーダーで乗車停留所を記録し、降車時に降車口付近のカードリーダーで運賃を精算する。乗車停留所の記録がなければ降車時にエラーとなり、乗車停留所の申告を受けた運転士が手操作で引落し金額を設定する場合が多い。ただし、一部の事業者は始発停留所からの運賃を差引いている。 このほか、バーコードが印刷された整理券を受け取って乗車し、降車時に運賃箱がバーコードから運賃を計算して引落す方式や、乗車時には整理券を取り、降車時に運転士が整理券から手操作で金額を設定する方式を採るバスもある。 鉄道では、通常は駅の自動改札機またはセンサーとカードリーダーのみを備えた簡易改札機(無人駅に設置)を利用するほか、路線によっては京福電鉄・叡山電鉄などのように車両にカードリーダーを搭載している場合もある。また名鉄蒲郡線など、カードシステム対応の鉄道会社であっても、ワンマン運転の路線内ではカード利用を認めていないところもある。 いずれの場合も、カード残額が不足する場合は別のカードか現金で不足分を支払う。ICカード等、チャージ(積み増し)が可能なカードではチャージして精算することもできる。
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