久賀稔彦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 03:43 UTC 版)
ピッチャー兼ライト。バカ肩、バカ足、バカ頭と、なにかにつけてバカと呼ばれる。だが「バカになれ」がモットーのクロカン野球によって、その能力は十二分に発揮された。左腕投手で、中学時には県大会準優勝。怪物・坂本にあこがれ、強豪校の誘いをけって鷲ノ森へ入学した。ピッチング専門の小鹿と違い、運動能力に優れる久賀は外野手としても一流である。全身バネの異名があるだけに守備範囲は広い。打っては左の強打者として存在感を示した。素質だけなら抜群、しかし頭を使うピッチングができない。調子が良ければどんな打線でも敵ではないが、悪ければどんどん打たれて深みにはまる。黒木が「究極の気分屋」、「毎試合が丁半博打」と語っているように、エースナンバーをつけるにはいささか不安があった(実際に最後の夏の大会では、小鹿と競争させる意図もあってエースナンバーを剥奪されている)。卒業後はプロへ進む。
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