乃万青果とは? わかりやすく解説

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乃万青果

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/14 09:51 UTC 版)

株式会社乃万青果
株式会社乃万青果本社
種類 株式会社
本社所在地 日本
794-0074
愛媛県今治市神宮甲844-5
設立 1973年8月11日
(創業:1933年)
業種 小売業
法人番号 2500001012132
事業内容 柑橘類の卸売・通信販売、果物専門のギフトショップ・ジューススタンドの運営、柑橘類の加工品の製造、農園の経営
代表者 木原洋文(代表取締役社長
資本金 4,500万円
(2021年7月期)
従業員数 65名
(2021年7月期)
決算期 7月
外部リンク https://www.kajuen.co.jp/
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株式会社乃万青果(のませいか)は、愛媛県今治市に本社を置く、柑橘類卸売小売業者である。「のま果樹園」という名称の産直ブランドを運営している。[1]

概要

本社は大型の選果場で、柑橘類の集荷・選果・販売を行っている。市場への卸売や全国への通信販売の他、果物専門のギフトショップ・ジューススタンドの運営をしている。その他にも柑橘類の加工品の製造、農園の経営、農家への営農指導、運輸業なども手掛けている。[1]

沿革

1933年、初代社長・木原英男の父が愛媛県今治市でみかん畑を持ったことにより創業。戦後、父の畑を継ぎみかん農家となった木原英男は、徐々に規模を拡大し、1969年には構造改善事業により3町(約3ヘクタール)のみかん園とした。

1972年には温州みかんの収穫量は全国で356トンほどに膨れ上がり(2020年は76トン)[2]、生産過剰により市場価格が大暴落したため、翌1973年に株式会社乃万青果を設立、会社組織として個人農家の枠を超えた本格的な販売ルートの構築に乗り出した。

同時に選果場の運営も開始し、近隣の農家からのみならず愛媛県内主要産地である松山市八幡浜市宇和島市からも集荷するようになり、現在では全国有数の規模を誇る柑橘類販売業者として知られている。[3]

年表

  • 1933年 愛媛県越智郡乃万村(現:愛媛県今治市)にてみかん栽培を始める
  • 1972年 みかんの販売事業を始める
  • 1973年 株式会社乃万青果設立
  • 1987年 のま果樹園のブランドでみかんの全国通信販売を始める
  • 1988年 運輸部門を設立
  • 1990年 のま果樹園 今治北日吉店 開店
  • 1995年 ホームページ開設、インターネットショッピングを始める
  • 2007年 のま果樹園 松山大街道店(noma-noma)開店
  • 2008年 農業生産法人(現:農地所有適格法人)認定
  • 2020年 機能性表示食品制度による「のま青果のみかん」の販売を開始[4][5]

店舗

  • のま果樹園 今治北日吉店 - 愛媛県今治市
  • のま果樹園 松山大街道店(noma-noma) - 愛媛県松山市

脚注

  1. ^ a b のま果樹園とは|みかんのことなら【のま果樹園】 2022年4月25日閲覧。
  2. ^ 温州みかんの収穫量の推移”. 愛媛県庁. 2021年11月15日閲覧。
  3. ^ 会社案内|みかんのことなら【のま果樹園】 2022年4月25日閲覧。
  4. ^ のま青果のみかん”. 消費者庁届出情報データベース. 2021年11月15日閲覧。
  5. ^ 温州ミカン 機能性表示 乃万青果(今治)の申請受理”. 愛媛新聞 (2020年11月27日). 2021年11月15日閲覧。(要購読契約)

外部リンク




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